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認知と事実を分ける

自分を苦しめているのは、「事実」ではないかも

私たちはいつも「主観」で物事を判断しています。

何かを思い込んでしまうと、それがまるで事実かのように仮定してしまいます。


しかし、主観的な信念は事実ではありません。

例え「常識」だとしても、それは「事実」だとは限りません。


認知療法では、私たちを苦しめているのは事実ではなく、

自分の信念や思考、つまり、認知だと指摘しています。


ネガティブな感情から抜け出すためには、

まず「自分の思考は事実ではないこと」を認識する必要があります。


認知は、主観的な思考や意見であり、それを「証明」したり「反証」したりする方法はなく、単に好みや視点を反映したものです。

一方、事実は、証明も反証もできるものです。誰が何を言おうが、変わらないのが事実です。


この練習では、認知と事実の区別がつくかどうか、試してみてください。